JR姫新線新・かぐや姫伝説

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沿線資源MAP

車窓からの風景

 列車は姫路駅を山陽本線と並んで出発、まずは山陽電鉄、新幹線をくぐる。続いてコンクリート製の軌道をくぐる。昭和54年1月に廃止された姫路市営モノレールの軌道だが、廃止後20年以上を経て未だに撤去されずにいる。

 播磨高岡駅を過ぎ、夢前川を渡ると余部駅、市街地のあたりまで。右手はるかに姫路城を見送り、右へカーブして丘陵を上がって行く。あたりには竹林が多く、タケノコの産地となっている。やがて右手に広がる車両基地は、姫路駅高架化工事に伴い移転してきた姫路鉄道部。

 左右に灌漑用のため池を見ながら太市駅を過ぎ、林田川を渡る。春先にはこの林田川の河川敷に菜の花が咲き誇る。しばらく行くと本竜野駅。左高台に国民宿舎赤とんぼ荘がそびえ建ち、道すがらは桜の名所である。薄口醤油と「揖保乃糸」という素麺の本場である。

 本竜野駅を出て水田を北上すると製麺工場が並ぶ東觜崎駅。駅左手の「そうめんの里資料館」の文字が気になる。左へカーブして短いトンネルをくぐり、揖保川の鉄橋を渡る。右車窓には、觜崎の屏風岩と呼ばれる断崖絶壁が展開する。国民宿舎志んぐ荘が山肌をえぐるように埋め込まれ、足下の東山公園橋はちょっとした名所である。初夏になると鮎釣り、夏場には川遊びの風景が涼しさを演出する。揖保川沿いに北上して播磨新宮駅へ。

 播磨新宮駅からは揖保川と別れ、山間の狭い水田地帯を西へ向かう。わずかに残る民家が右車窓に近づく。千本駅に。左ホーム奥にひかえる農業用倉庫が物流の拠点であった時代を偲ばせる。千本駅を過ぎると右車窓に山が迫る。迫ったと思った瞬間、一気に田園空間が広がる。西栗栖駅付近の田園風景は昔懐かしい車窓の風景に違いない。西栗栖駅を過ぎ、相坂峠をトンネルで越え右へカーブすると左手に目線の高さと同じ田んぼの風景が広がり、まるでガラスケースの中に展示された「田んぼ博物館」のようである。

 見とれていると三日月駅。右前方の三方里山の斜面は三日月型に植林されている。古くは、天下御免の向こう傷・旗本退屈男、新しくはじゃりン子チエの小鉄を思わせる。志文川に沿って下って行くと、左手(南側)に農地が広がり、夏になるとヒマワリ畑が出迎えてくれる。欲を言うならヒマワリの顔が姫新線に向くように右手(北側)に植えて欲しいものだ。小さなトンネルを抜けると播磨徳久駅に着く。

  播磨徳久駅を出て右へカーブすると、姫新線で最長の徳久(佐用)トンネル(1,150m)に入る。このトンネルは下り列車に対して20%の上がりになっている。トンネルを抜けると国道179号線が並走、やがて平成6年12月3日開業の第三セクター鉄道・智頭急行がトンネルから姿を現し、高架で合流。イチョウの巨木が2線の仲を取り持つ。まもなく津山街道の古い宿場町である佐用駅に着く。

 佐用駅を出発して、しばらくは智頭急行のコンクリートの高架線が右側に並走、やがて姫新線を乗り越し、山陽本線上郡を目指して左手の高倉山トンネルに入るのを見送る。高倉山の上には高倉山城跡、蛇行して流れる佐用川を相次いで3回渡ると上月城跡という具合に、このあたり戦国時代の城跡の多いところだ。

 上月駅は盆地の西の外れで、この先の区間は平成元年11月、真っ先にワンマン化されたほど利用客も少ない。物産館・ふれあいの里上月を併設する上月駅を出ると、左右に山が迫ってきて勾配も20%が随所に現れる。頂の万ノ峠トンネルが兵庫・岡山県境になっており、トンネル前後の迫るブッシュを掻き分け進む力強さは鉄道ファンにはたまらない光景である。
 いざ、岡山へ。

沿線資源写真

如来寺

如来寺

市立龍野歴史文化資料館

市立龍野歴史文化資料館

うすくち龍野醤油資料館

うすくち龍野醤油資料館

国民宿舎赤とんぼ荘

国民宿舎赤とんぼ荘

童謡の小怪

武家屋敷資料館

武家屋敷資料館

霞城館

霞城館

龍野城

龍野城

聚遠亭

聚遠亭

龍野公園

龍野公園

揖保川

新宮リバーパーク

国民宿舎志んぐ荘

駅前(農業用)倉庫

駅前(農業用)倉庫

田園風景

三日月駅

みかづき駅

三日月幡陣屋跡

三日月幡陣屋跡

もくもく村木工館

もくもく村木工館

ひまわり

ひまわり

佐用の大イチョウ

佐用の大イチョウ

宮本武蔵決闘の場

宮本武蔵決闘の場

因幡街道平成福の市

因幡街道平成福の市

大撫山の朝霧

大撫山の朝霧

西はりま天文台公園

西はりま天文台公園

乙大木谷の棚田

乙大木谷の棚田

上月城公園歴史資料館

上月城公園歴史資料館

ホタル乱舞下秋里

ホタル乱舞下秋里

特産物直売所

特産物直売所

上月城趾

 

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